今日買った本
一週間の仕事をなんとか終えて良い気分になって昼休みや会社帰りに買い漁った本が8冊。我ながらバカジャネーノ?
「二十面相の娘」第2巻(小原慎司 MFコミックス)
別記参照
「無限の住人」第15巻(沙村広明 アフタヌーンKC)
表紙が凛で、帯にデカデカと「拉致監禁」と書いてあるので非常にマズイ内容のように思えますが、実際に拉致監禁されるのは若い頃の和泉雅子似の女の子じゃなくて、若本規夫ヴォイスが似合いそうなやさぐれ兄ィなので大丈夫。カラーでキャラ辞典も収録されているのでお得です。
「宗像教授伝奇考」第1巻(星野之宣 潮漫画文庫)
単行本で買っていなかったので文庫化を良い機会に購入。しかしよく考えたら古本屋で単行本全巻セットを買った方が安いような気がする(でも運ぶのが大変だし)。
「非の王」第1巻(柳蒼二郎 中央公論新社C・Novels)
小野善鬼が主人公の剣豪もの、なのかな? 「異形の者」も「邪眼」も未読なので、この作者の作品は初めて読みます。
「嶽神忍風」第1巻(長谷川卓 中央公論新社C・Novels)
タイトルと過去の作品から予想した通り山の民を主人公にした伝奇アクションの模様。前作「柳生七星剣」が「やってもうた」な出来だっただけに、今回は頑張って欲しいところです。
「KAWADE夢ムック〈文藝別冊 総特集 岡本綺堂〉」(河出書房新社)
そろそろ夢ムックの菊地先生の号が発売かな、と思って見てみたら代わりに(失敬な!)綺堂先生がいたので買ってきました。やっぱり未収録作品には弱いです。あと、東タンが二箇所も文章を書いていてある意味満足。
「無宿狼人キバ吉」第1巻(森野達弥&島本高雄 GUM COMICS)
本屋で見るまで発売を知りませんでした。森野氏の絵は、中途半端に水木しげるしていて(そりゃあ弟子なんだから当たり前)正直好きではなかったのですが、ストーリーといい登場人物といい怪物といい、作品の構成要素のほとんどが地獄のようなこの作品には非常に合っていると思います。
「ダムド・ファイル・リスト」(加藤一 角川書店)
われらが加藤AZUKI様の最新刊。月末には「超」怖い話の新刊も出ますが、しかし「実話怪談をドラマ化するために取材して集めた怪談を手記にしたものを小説化した」という非常にややこしい設定の本で、何というか実話怪談ファンとしては少々複雑な気分もありますが、AZUKI様の文章は好きなのでまあよし。
話は変わりますが、最近サイトの更新(準備)をするのが楽しくて仕方ありません。今まで鎌倉時代の一部から幕末までだった妖異大年表のデータを継ぎ足し継ぎ足ししていって、平安・奈良はおろか卑弥呼の時代までつなげる予定。その後は明治・大正・昭和。自己満足もいいところですが、まあいいのだ。
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