ブクオフ
折角の休みなのに家でゴロゴロしているのも大概飽きたので、そうだ、近くの(=そんなに遠くない)ブクオフをハシゴしてみよう! と健全なんだか不健全なんだかわからないことを思い立ち、両国・亀戸・新小岩近くのブックオフ3軒をハシゴ。
…伝奇時代もの+α(スニーカー文庫から出た横溝先生の本3冊)で、計15冊買ってきました。さすがに重い。色々な意味で。とりあえず、←の「最近買ったブツ」の表示数を10点に増やしました(「本」から「ブツ」に変えたのは、今日ゲームも2本中古屋で買ったから)
私は古本屋で本を探すのと同時に、色々と考え事をしてしまう癖があるのですが、今日は「こんな生活をしているようじゃこのまま生きていても…」とか「どうせこの先もこの調子で…」と素晴らしくネガな方向に思考回路が行ってしまって、普通に本を探す以上に疲れました。
っていうか、私の住んでいる家の二階は、既に本の重みで床が沈みかけているのに、これ以上増やしてどうするのでしょう。例えでなく文字通り、本で家が傾いています。
しかしブクオフのいいところは、漫画本を立ち読みできることですね。いや、別に時間つぶしとかそういうのでなく、私のように偏ったジャンルの本ばかり買う人間、バカみたいに本を買う人間にとっては、内容の確認ができるというのは非常にありがたいのです。
「この本、タイトルや表紙は(伝奇)時代劇っぽいけど実際にはどうなのかな?」とか、「この本、買ったような気もするんだけどどうだっけなあ」とか、普通の書店だと漫画本にはビニールがかぶせてあることがほとんどなので困るのですが(…店員さんに言うのがはばかられるような本とか特にな)、ブクオフだと普通にチェックできるので助かります。
…しかし、商品の内容チェックできるというのはよく考えてみれば全く当たり前のことで(いちいちその度に店員さんに声かけるのも面倒だしぃ)、それができない今の書店のシステムというのは、色々と理由もありましょうが、何か変な気もしますね。
それとも一つ、ノベルス(新書)が結構並べてあるのも嬉しいところ。ノベルスは文庫・単行本に比べると明らかに古本屋に並ぶ数が少ないので、色々と助かります。
ブクオフは店員がやたらでかい声をあげたり店内の放送がやかましかったり(清水国明にとってマイナスではあるまいか)と好きになれない部分もありましたが、最近結構好きになってきましたよ。
そうそう、今日最後に行った江戸川松島店は、最寄り駅から歩いて10分の商店街の外れというおよそ商売っ気なさそうなロケーションにもかかわらず、平屋ながらやたらでかい(普通の古本屋から考えれば)店で笑いました。
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