近況
父が入院するわ、仕事で一世一代のチョンボ(江戸時代だったら切腹ものの)をやらかすわで公私ともに最低です。
せっかく楽しみにしていた「幽」第1号を買ったのに、なかなか読む気も起きません。好物の怪談話に食指が動かないとは重症だなあ。
…でもこの雑誌、「日本初の怪談専門誌」と謳ってるわりには、何をもって怪談と呼ぶか、という点に無頓着な第一印象があります。って読んでるじゃない。
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父が入院するわ、仕事で一世一代のチョンボ(江戸時代だったら切腹ものの)をやらかすわで公私ともに最低です。
せっかく楽しみにしていた「幽」第1号を買ったのに、なかなか読む気も起きません。好物の怪談話に食指が動かないとは重症だなあ。
…でもこの雑誌、「日本初の怪談専門誌」と謳ってるわりには、何をもって怪談と呼ぶか、という点に無頓着な第一印象があります。って読んでるじゃない。
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本サイトの年表に「眠狂四郎無頼控」全6巻(柴田錬三郎 新潮文庫)のデータを追加しました(このあたりなど)
この連作においては、個々のエピソードにおいて、これは何年の話、という表記があるわけではもちろんないのですが、物語の冒頭に文政12年(1829)とあるのでそれを起点に(時間の流れの前後がないものとして)素直にエピソードを登場順に配置しているところです。
ですが、どうも年代の特定については、聊か自信がない部分も多く、私の誤解も含まれているかもしれません、もし正しい/良い解釈を発見したらどうぞご指摘下さい、とまあそういうわけです。
しかし、この「無頼控」の第5巻までの物語、特に物語も終盤となる第5巻辺りの展開は見事で、ほとんど神クラスの完成度。何度読んでも美保代の健気さと白鳥主膳の美学、狂四郎の覚悟が伝わってきて胸打たれます。
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ペルシア渡来の暗殺術・幻術遣いとして松永久秀を描く「黎明に叛くもの」の新書版第2巻。この巻では、久秀と兄貴分である斎藤道三がそれぞれの立場からのし上がっていく様と、やがて若い世代に追われ歴史の表舞台から徐々に遠ざかっていく様が描かれています。
久秀の邪悪でありながらどこか憎めないエキセントリックなキャラクターは相変わらずですが、この巻で本格的に登場する織田信長のキャラクター像と、その信長と道三・久秀が互いに向ける視線の複雑さがなかなか面白く、興味深く読めました。
が、非常に残念なのは、その信長に対面することにより、自分たちが日輪ではなく星に過ぎなかったと久秀・道三が絶望を深めていく様の描写が今ひとつ甘いように感じられたところ。もちろん激動の戦国の世を個人で動かしていくのは不可能とはいえ、あれだけの個性と力を持った久秀・道三が何故歴史からフェードアウト(というには壮烈な最期ではありますが)していかなければならなかったか、という点で説得力が今ひとつ、というよりも描写を飛ばされてしまったような印象がありました。特に、基本的に久秀の視点で物語が進められるせいか、道三の虚無感・絶望感がいささか唐突に感じられたのが残念なところ。
もちろん、まだまだ物語は折り返し地点。上記の不満はこれから先で解消されるかもしれませんし、老境にさしかかった久秀が、これから信長と光秀に、そして戦国の世に対して仕掛けるであろう「術」「法」がいかなるものであるか、非常に興味をそそられているのも間違いのないところです。
「堕天の明星 黎明に叛くもの2」(宇月原晴明 中央公論新社C・Novels)
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6月の伝奇時代アイテム発売スケジュールをアップしました(もう6月に入ってしまいましたが…)。
今月は小説・漫画ともに大充実の一ヶ月。特にシリーズものの新刊・続編の発売が多いのが嬉しいところです。
特に25日の充実ぶりはかなり大変なことになっています。伝奇時代劇とは関係ないですが、長らく絶版になっっていた(っぽい)「日本妖怪変化史」と、以前の版元が無くなっていた「日本怪談集妖怪篇」が復刊になったのが個人的にはツボ(まあ、どっちも古い版で持ってるんですが…)。
ただ、この25日発売のC・Novels三点、どれもシリーズ最終巻のようなのですが、C・Novelsで展開されていた時代伝奇作品のほとんどが今月で完結してしまうわけで、この先がちょっと心配ではあります。新シリーズが始まるのであればいいんですが。
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親サイトの方の伝奇時代劇データベースに久々に手を入れました。
「更新した」と言わないのは、体裁と文章を修正しただけで、新規データはほとんど追加していない(あ、「月華の剣士」と「羅刹の剣」のデータは追加)ためで、実はむしろデータ量的には減っているのですが、贅肉をそぎ落としたということで。
しかし800弱の項目についていちいち内容とリンクを確認していくというのは――手前で書いたものながら――非常に重労働で、サイトの更新していて吐き気を覚えたのはこれが初めてであります。あ、内容は吐き気どころか結構面白いと思ってますが。
次は「神変麝香猫」か「サムライスピリッツ零」のデータを追加したいところですが、やはりそれより先に年表の方に手をつけないといけないですなあ。
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