未完のまま作者が亡くなった傑作小説(bk1はてな)
http://bk1.hatena.ne.jp/1107488587
質問者の方が隆慶一郎と国枝史郎の作品を挙げられていますが、それ以外にも古今東西の様々な作品が挙がっていてなかなか興味深い内容となっています。
未完のまま作者が亡くなったと言っても、執筆途中で作者が亡くなった場合と、未完のまま置いているうちに作者が亡くなったケースがあるわけで、本当は分けて考えるべきかな、という気がしないでもないですが、それぁ野暮ってものですかね。
ちなみに私の場合だと、やっぱり五味康祐先生の「柳生武芸帳」でしょうか。
あの作品の中で描かれた柳生一族(というより柳生宗矩)像は、多数のフォロワーを生み出しつつも、今なおそれらの及びも付かぬ高みにあると思います。
次点は都筑道夫先生の「なめくじ長屋捕物さわぎ」シリーズ。正直、シリーズも後ろの方になるとだいぶ息切れしてきた感もありましたが、やはりもう一冊読みたかったところです。
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