「怪~ayakashi~ 化猫」二の幕 やっぱり深夜アニメ…
序の幕を見て思わず絶賛した「怪~ayakashi~」の「化猫」ですが、二の幕に来て人物の作画がいきなり深夜アニメクオリティに。演出なのかアレなのか微妙な止め絵も多く使われていて、前回がクオリティ高すぎただけにちょっと落差が激しく感じられて残念だったことです。折角の薬売りの美形ぶりが台無しだったのが特に(険しい表情が多かったせいもありますが)。
が、それを補うかのように、演出は相変わらず好調。薬売りが、物の怪探知機として用意した無数の天秤(ヤジロベエ)が、姿なき妖魔の接近につれて一つ一つ傾いていく様など、目に見えぬ魔を如何に描き出すかという難しい問題を軽々とクリアしていて感心しました。
そしてまた、ふすまの向こうに近づく妖魔の気配が最高にまで高まり、遂に開いたふすまの向こうには!? と思いきや、そこにはずらりと並んだ無数の猫たちと、その中を一人往く美女という、シュールともコミカルともつかぬビジュアルには、良い意味でひっくり返ったことです。
いよいよ次回はこの屋敷に秘められた因縁が語られる模様、相変わらず作画の方はあまり期待できないような気がしますが、どこまで演出と脚本でそれをひっくり返してくれるか、期待しておきます。
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