2月の時代伝奇アイテム発売スケジュール
ようやく新年を迎えたというのにもう次の月の話というのも気が早いですが、それだけ時間の流れは早いということ。普通の月よりも日にちは短い2月ですが、しかし非常に寂しかった1月に比べてアイテムの方はかなり充実――というわけで、2月の時代伝奇アイテム発売スケジュールであります。
まず文庫小説の方でなんと言っても注目は武内涼「妖草師」。既に「読楽」誌1月号にシリーズ短編が掲載されていますが、常世の草を狩るいや刈る新ヒーローの活躍が描かれるユニークな作品です。
また、今年も頑張る廣済堂モノノケ文庫からは、霜島ケイ「のっぺら あやかし同心捕物控え」が登場。意外なようでいて納得の作家の登板ですが、これは楽しみです。
一方、「猫間地獄のわらべ歌」で物議を醸した幡大介の「股旅探偵 上州呪い村」は、おそらくは同じような方向性となるのではないかと予想。私は前作はあまり乗れませんでしたが、今回は果たして…
そのほかシリーズものでは小松エメル「蘭学塾幻幽堂青春記」第3巻、高橋由太「にんにん忍ふう」第2巻、瀬川貴次「ばけもの好む中将 弐 姑獲鳥と牛鬼」、エドワード・スミス「紳堂助教授の帝都怪異考」第3巻といったところが大いに気になるところです。
一方漫画の方は、ほとんどがシリーズものの新刊ですが、野部優美&夢枕獏「真・餓狼伝」第4巻、杉山小弥花「明治失業忍法帖 じゃじゃ馬主君とリストラ忍者」第5巻、梶川卓郎&西村ミツル「信長のシェフ」第9巻、霜月かいり「BRAVE10 S」第5巻、睦月ムンク&夢枕獏「陰陽師 瀧夜叉姫」第4巻など、が楽しみなところです。
また、水滸伝関連では琥狗ハヤテの「メテオラ」が単行本化されますが…巻数表記がない。
「ネリヤカナヤ」から追いかけてきただけに、大いに気になるところであります。
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