週刊朝日「2017年歴史・時代小説ベスト10」に参加しました
その年に発表された作品のランキング、ベスト10は年末の風物詩ですが、その一つ――週刊朝日の「歴史・時代小説ベスト10」が今週発売の2018年1月5-12日合併号で発表されました。このランキングに私も投票させていただいております。
今年で9回目となったこのランキングは、文芸評論家や書評家、新聞や雑誌の書評担当者、編集者、書店員らを対象として2016年11月から2017年10月まで刊行された歴史・時代小説の中から、ベスト3を選ぶというものであります。
ありがたいことに初めて今年お声掛けをいただきました私、しれっと文芸評論家の肩書きで投票させていただいたのですが――3作品というのは、少ないようでなかなか丁度良い点数、ほとんど悩むことなく、投票作品を決めることができました。
参加者の名前やその投票作品が紹介されることはないランキングゆえ、ここで私がどの作品に投票したかは伏せますが、投票した3作品のうち、第4位までに2作品が入ったのは、かなり嬉しい結果であります。
そしてありがたいことに、そのうちの一つには、コメントを掲載していただいています。正直なところ、ちょっと踏み込んだコメントだったのでどうかな――と思ったものを掲載していただき、驚きつつも大喜びしている次第です。
もちろん、私の投票内容は置いておいて、ランキング自体が非常に興味深い内容。恒例の第1位となった作品の作者の方(なんと……!)へのインタビューもあり、一年の締めくくりとして、ぜひご覧いただければと思います。
『週刊朝日』2018年1月5-12日合併号(朝日新聞出版) Amazon
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