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2019.06.11

7月の時代伝奇アイテム発売スケジュール

 今年は1月から本当に忙しい――と思っていたら、おそろしいことにもう一年の半分が過ぎようとしています。いよいよ暑さも本格化する中、元気の素は――というわけで、7月の時代伝奇アイテム発売スケジュールであります。

 と、最近毎月書いているような気がしますが、ちょっと寂しい内容の7月。

 文庫小説の方は、霜島けい『おとろし屏風 九十九字ふしぎ屋 商い中(仮)』が一番の期待作ですが――かれこれ3,4ヶ月新刊情報に載っているような。
 その他、タイムスリップものらしい市宮早記『新撰組のレシピ(仮)』、内容は詳しくはわかりませんが囲恭之介『千年探偵ロマネスク 大正怪奇事件帖』が、新作では気になるところであります。

 その他、文庫化では、木下昌輝『戦国十二刻 終わりのとき』(『戦国24時 さいごの刻』の改題でしょう)、輪渡颯介『優しき悪霊 溝猫長屋 祠之怪』が登場。
 また、角川ソフィア文庫から発売の東雅夫『稲生物怪録』が気になるところです。


 一方、漫画の方では、何と言ってもたかぎ七彦『アンゴルモア 元寇合戦記 博多編』第1巻が要チェック。また、原哲夫原作で描かれる出口真人『前田慶次 かぶき旅』第1巻も、どのような物語となるか気になります。

 また、アニメも好調放送中の吾峠呼世晴『鬼滅の刃』は最新巻の第16巻と同時に、『鬼滅の刃 公式ファンブック 鬼殺隊見聞録』も発売されます。

 そして、シリーズの続刊では、麻貴早人『鬼哭の童女 異聞大江山鬼退治』第2巻、久正人『カムヤライド』第2巻、みもり『しゃばけ』第2巻と偶然ですが第2巻が並びます。
 また、中国ものでは伊藤勢『天竺熱風録』第6巻と瀬下猛『ハーン 草と鉄と羊』第8巻が登場、『天竺熱風録』はこれで完結となります。

 完結といえば、先日亡くなられた荻野真の『孔雀王 戦国転生』は、第5巻で完結。孔雀王サーガの結末を見届けたいと思います。


 というわけで、やはり来月は(も)ちょっと寂しい新刊状況であります。


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