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2019.12.09

2020年1月の時代伝奇アイテム発売スケジュール

 まだ実感は全く湧きませんが、いよいよ来月は一月。新しい年の始まりであります。来年も良い本をたくさん読みたいもの、その手始めに一月の新刊は――というわけで、2020年1月の時代伝奇アイテム発売スケジュールであります。

 といっても、新年早々、いきなり少々寂しい状況の1月。
 そんな中でも文庫小説で最も注目は、仁木英之『魔王の子、鬼の娘』と築山桂『左近 浪華の事件帳』第4巻でしょう。前者はおそらくアンソロジー『妙ちきりん』に掲載された作品の長編版、後者はシリーズ復活第2弾と、どちらも楽しみな作品であります。

 その他の新作としては、堀川アサコの変格ファンタジー『仕掛け絵本の少女 鬼と光君』と、快調に巻を重ねる上田秀人『聡四郎巡検譚 5 急報(仮)』でしょうか。
 また伝奇ものではありませんが、注目のレーベル・ハヤカワ時代ミステリ文庫からは、誉田龍一『よろず屋お市 深川事件帖 2 親子の情』と新美健『六莫迦記 これが本所の穀潰し』が登場。さらに乾緑郎『機巧のイヴ 帝都浪漫篇』は、早くもシリーズ第3弾であります。

 そして文庫化では、待望の夢枕獏『ヤマンタカ 大菩薩峠血風録』が上下巻で登場。谷津矢車『信長様はもういない』、輪渡颯介『欺きの童霊 溝猫長屋 祠之怪』も要チェックです。


 一方、漫画の方では――ちょっと驚いたのが、嶋星光壱『漱石と倫敦ミイラ殺人事件』第1巻。島田荘司の作品がいま漫画化であります。

 その他、『竜侍』第2巻、『幕末イグニッション』第2巻と忠見周の時代ものが同時発売。ゆうきまさみ『新九郎、奔る!』第3巻、小山ゆう『颯汰の国』第3巻も大いに楽しみなところですが――12月の異常なラッシュぶりに比べると、注目の作品は少ないというのが正直なところであります。


 一月の間、このほかに何を読むか――いきなり悩まされることになりそうです。


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