« 楠桂『鬼切丸伝』第11巻 人と鬼と歴史と、そしてロマンスと | トップページ | 安達智『あおのたつき』第3巻 魂の姿・想いの形と、魂の救い »

2020.06.06

7月の時代伝奇アイテム発売スケジュール

 ようやく何とか宣言が解除になったと思ったらレインボーブリッジが赤くなったりと慌ただしい毎日ですが、書店や図書館が動き出したのは本当に嬉しいことです。そして何よりもこんな中でも本を送り出してくれる方々には感謝しかありません……というわけで7月の時代伝奇アイテム発売スケジュールです。

 といってもさすがに新刊数は少ないのでは――と思いきや、新刊書籍全体の点数自体はあまり変わっていない印象を受ける7月。もっとも、時代伝奇ものは少ないのですが……

 そんな中の文庫新刊で楽しみなのは、最近ようやくシリーズ第5巻・第6巻が電書で発売された霜島けい『もののけ騒ぎ(仮) 九十九字ふしぎ屋 商い中』。また、上田秀人『聡四郎巡検譚 6 別れの剣(仮)』、白鷺あおい『大正浪漫 横濱魔女学校 2 月蝕の夜の子守歌』も気になるところです。
 復刊の方では、みんなのトラウマ小説、山田風太郎『笊ノ目万兵衛門外へ』が河出文庫から登場であります。

 その他、角川ソフィア文庫の今井秀和『世にもふしぎな化け猫騒動』は、様々な古典に登場する化け猫のエピソードを集めた一冊のようで、猫好きとしては大いに気になります。


 一方、漫画の方では、何といっても先日本当に完結して吃驚した吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第21巻。おそらくラスト3巻、ここからさらに地獄絵図です。
 その他シリーズものの新巻では、戦国ものの梶川卓郎『信長のシェフ』第27巻、出口真人『前田慶次 かぶき旅』第4巻、江戸バイオレンスもの(?)で藤田かくじ『徳川の猿 TOKUGAWA MONKEYS』第2巻、わらいなく『ZINGNIZE』第4巻が登場であります。

 また、これは偶然だと思いますが、諸星大二郎『西遊妖猿伝 西域篇 火焔山の章』第1巻、張六郎『千年狐 干宝「捜神記」より』第4巻、青木朋『天上恋歌 金の皇女と火の薬師』第1巻、倉田三ノ路『アサシン クリード チャイナ』第2巻と、7月は中国ものが豊作。
 その他海外を舞台とした作品では、細川雅巳『逃亡者エリオ』第4巻・第5巻と同時刊行で惜しくも完結です。


 というわけで、点数は少なくとも、ちゃんと刊行されるだけでもありがたいお話。きちんと読んでいきたいと思います。



|

« 楠桂『鬼切丸伝』第11巻 人と鬼と歴史と、そしてロマンスと | トップページ | 安達智『あおのたつき』第3巻 魂の姿・想いの形と、魂の救い »