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2021.01.09

2月の時代伝奇アイテム発売スケジュール

 何だかスッキリしないうちに年を越したけれどもスッキリしない状況は続く新年。せめてフィクションの中だけでもスッキリしたいと思いつつ、先月みたいなことなったら――とドキドキが止まらない今日この頃、果たして結果は如何に!? というわけで2月の時代伝奇アイテム発売スケジュールです。

 と、ちょっと悲しくなった先月の発売アイテム数ですが、ドキドキしてみれば、2月は(特に漫画については)1月よりもグッと点数が増えています。

 まず文庫小説では、大正伝奇三部作の完結編として『大正浪漫 横濱魔女学校 3 黄金郷の夢(仮)』(白鷺あおい 創元推理文庫)が登場。
 その他(伝奇というわけではないのですが)ハヤカワ時代ミステリ文庫からは、『早耳屋お花事件帳 見習い泥棒犬』(松本匡代 ハヤカワ文庫JA)と『六莫迦記 穀潰しの旅がらす』(新美健 ハヤカワ文庫JA)の2点が刊行になります。

 一方、文庫化・復刊としては、『神を統べる者 厩戸御子倭国追放篇』(荒山徹 中公文庫)、『八犬伝 山田風太郎傑作選 江戸篇』上下巻(山田風太郎 河出文庫)、『室町もののけ草紙(仮)』(岩井三四二 集英社文庫)が発売されます。
(岩井三四二の作品は、おそらく『天魔の所業、 もっての外なり』の文庫化でしょう)


 一方、漫画の方では、昨年の歴史・時代小説シーンで大いに話題となった今村翔吾『じんかん』の漫画化である『カンギバンカ』第1巻(恵広史&今村翔吾 講談社コミックス)が早くも登場。
 その他、アニメはだいぶ以前に終了しましたが、『啄木鳥探偵處』第1巻(南普也&伊井圭ほか 講談社ヤンマガKCスペシャル)も新登場です。

 また、続巻では何といっても『衛府の七忍』第10巻(山口貴由 秋田書店チャンピオンREDコミックス)なのですが――全くもって残念なことですが、この巻で完結となります。
 そのほかの作品としては『ZINGNIZE』第5巻(わらいなく 徳間書店リュウコミックス)、『テンタクル』第2巻(岡村星 白泉社ヤングアニマルコミックス)、『賊軍 土方歳三』第3巻(赤名修 講談社イブニングKC)、『川島芳子は男になりたい』第3巻(田中ほさな 講談社シリウスKC)に注目。

 さらに中国もので『西遊妖猿伝 西域篇 火焔山の章』第2巻(諸星大二郎 講談社モーニングKC)、『龍帥の翼 史記・留侯世家異伝』第18巻(川原正敏 講談社コミックス月刊マガジン)が刊行されます。

 そして注目は、2年数ヶ月ぶりの刊行となる『雨柳堂夢咄』第18巻(波津彬子 朝日新聞出版Nemuki+コミックス)でしょう。これはもう、待ちに待ったという気分です。
 また、文庫化では宮部みゆきの『あやし』の漫画版『あやし お江戸ふしぎ噺』(皇なつき&宮部みゆき 角川ホラー文庫)も発売されます。

 最後に、本編の方は完結しましたが、『鬼滅の刃』関連書籍としては、『鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐』(吾峠呼世晴 集英社ジャンプコミックス)、『『鬼滅の刃』吾峠呼世晴画集 幾星霜』(吾峠呼世晴 集英社愛蔵版コミックス)が登場。特に前者は描き下ろし漫画や劇場版の入場者特典漫画も収録されるとのことで、特典を手に入れていない身としては大いに楽しみにしているところです。

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