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2022.01.11

2月の時代伝奇アイテム発売スケジュール

 悪意があるとしか思えない配置の暦で、あっという間に年末年始のお休みも終わったと思いきや、早くも2月の予定が発表されました。正月気分もあっさり吹っ飛ぶ時間の流れの速さですが、この先の新刊はやっぱり気になる――というわけで、2月の時代伝奇アイテム発売スケジュールであります。

 言うまでもなく他の月よりも短い2月ですが、今年の2月に発売されるアイテムはかなりの充実ぶりであります。

 まず文庫小説に目を向ければ、何といっても気になるのは今乗りに乗っている作者のバトルロワイヤルもの(?)の『イクサガミ 天』(今村翔吾 講談社文庫)。
 また、『平安姫君の随筆がかり 1 清少納言と今めかしき中宮』(遠藤遼 講談社タイガ)、『六莫迦記 いつの間にやら夜明けぜよ』(新美健 ハヤカワ文庫JA)も気になるところです。

 一方で大いに印象に残るのは、上田秀人の活躍ぶり。元々ほぼ月刊体制の作者ではありますが、2月は『勘定侍 柳生真剣勝負 5 奔走』(小学館文庫)『辻番奮闘記 4 渦中』(集英社文庫)と新作2点(特に後者は二年ぶりの続編)に加えて、『大奥騒乱 伊賀者同心手控え』(徳間文庫)の新装版、歴史小説ですが『孤闘 立花宗茂』(中公文庫)と並びます。


 その他、文庫化・復刊では『宿神』第3巻・第4巻(夢枕獏 徳間文庫)、新装版『君の名残を』上下巻(浅倉卓弥 宝島社文庫)、『炯眼に候』(木下昌輝 文春文庫)が要チェックです。

 一方、漫画の方もかなりの点数が刊行されます。
 その中でもやはり最も気になるのは、『警視庁草紙 風太郎明治劇場』第1巻(東直輝&山田風太郎 講談社モーニングKC)。いままで漫画化されていなかったのが不思議なくらいであります。

 その他、新登場は戦国ものの『ヤヌス~鬼の一族~』第1巻(琥狗ハヤテ 芳文社コミックス)、幕末ものの『青のミブロ』第1巻(安田剛士 講談社コミックス)、『彦斎と象山~剣術抄~』第1巻(とみ新蔵 リイド社SPコミックス)、『くだんのピストル』第1巻(山崎峰水&大塚英志 KADOKAWA角川コミックス・エース)、海外ものでは『楊家将奇譚』第1巻(有谷実&井上実也 KADOKAWAフロースコミック)、『ビジャの女王』第1巻(森秀樹 リイド社SPコミックス)と多士済済であります。

 そのほか、シリーズの最新巻では『平安あかしあやかし陰陽師』第2巻(こはく&遠藤遼ほか 白泉社花とゆめコミックス)、『輝夜伝』第9巻(さいとうちほ 小学館フラワーCアルファ)、『どろろと百鬼丸伝』第6巻(士貴智志&手塚治虫 秋田書店チャンピオンREDコミックス)、『信長のシェフ』第31巻(梶川卓郎 芳文社コミックス)、『壬生の狼、猫を飼う~新選組と京ことば猫~』第2巻(篠原知宏 スクウェア・エニックスガンガンコミックスONLINE)、『龍帥の翼 史記・留侯世家異伝』第22巻(川原正敏 講談社コミックス月刊マガジン)、『爆宴』第5巻(士貴智志&イダタツヒコ 講談社シリウスKC)とこれまたかなりの点数。


 最初に述べたとおり、いつもより少ない日数で、いつもに負けない新刊が並ぶ来月であります。


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